保育園の洗礼

愛息は4月から保育園に通い始めて、今はまだ慣らし保育の真っ最中だ。

保育園に行くようになると風邪をたくさんもらうとは聞いていたけれど、本当にその通りで、毎週のように何かしらの風邪を持ち帰ってくる。小さな体で鼻をぐずぐずさせたり、熱っぽい顔をしたりするたびに、またかと思う。けれど、それが特別なことではなく、保育園に通う子どもなら誰もが経験することだとも聞く。

今までの僕は、驚くほど風邪を引かなかった。数年に1回引くかどうかというくらいで、自分は案外丈夫なのだと思っていた。でも愛息が生まれてからはそうもいかない。同じ布団で寝ているせいなのか、愛息が風邪を引くたびに、そのウイルスがじわじわと家の中を巡っていく。

最初に愛息が風邪を引く。次にママが体調を崩す。そして最後に僕が倒れる。まるで決まった順番でもあるみたいだ。僕の番になる頃には、もう「やっぱり来たか」という気持ちになる。

実際、この数か月だけで僕は3回も風邪をもらった。これまでの人生で考えたら、かなり多い回数だ。

これから先は、風邪だけでは済まないのだろう。インフルエンザだってあるし、ほかにもいろいろな感染症をもらってくるに違いない。そういえば僕は今までインフルエンザにかかったことがない。周りの人が高熱で苦しんでいる話を聞くことはあったけれど、自分がどれほどつらい思いをするのかは想像もつかない。

少し不安ではある。でも考えてみれば、これはきっと誰もが通る道なのだろう。子どもが風邪を引き、そのたびに家族も巻き込まれながら、少しずつ免疫をつけていく。

だから今は、家族みんなで風邪と付き合っている最中なのかもしれない。終わりの見えない戦いのようにも思えるけれど、数年後には「あの頃は毎週のように熱を出していたね」と笑いながら話せる日が来るのだと思う。

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