サイトアイコン とある坊主の猟奇的な日常

外こもりだった僕なのに(笑)

僕は完全なインドア派だ。

そのくせ海外には4年いた。こう書くと行動力がある人みたいだけれど、実際は少し違う。海外で統合失調症が再発したら怖い、という気持ちがいつもどこかにあったから、時間ができると可能な限り眠って、眠れないときは部屋でパソコンを開いていた。異国の街の真ん中にいながら、画面の中へ避難していたようなものだ。外こもり。そんな言葉がぴったりだった。

だから本来の僕は、休日だからといって積極的に出かけるタイプではない。家で過ごしていても全然退屈しないし、むしろその方が安心する。

でも、子どもが生まれてから少し変わった。

この景色を見せたらどんな顔をするだろう、と考えるようになった。水族館の青い光も、公園の木漏れ日も、子どもにとっては全部が初めてだ。その初めてを増やしてあげたいと思う。

今日は離乳食用の食材を買いに行く日だ。

正直に言うと、昨日の水族館の疲れがまだ身体の底に沈んでいる。朝から少しだるいし、できることなら家でのんびりしていたい。

けれど、こういうときの僕は案外単純だ。

疲れている自分と、出かけなければならない自分が頭の中で小さく揉めていて、その様子をもう1人の僕が眺めている。

そして結局、負けるのはいつも前者だ。

子どもの顔を見ると、だるさにも言い訳にも、あまり説得力がなくなる。

だから今日も出かける。

少し重たい身体を引きずりながら。

パパ、がんばる。

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